私は、販売技術講師として専門学校や各店の指導に出向いたり、社員教育を託されたりして来た中で、靴の販売現場においては、外部から専門の講師を招いて学ぶことはほとんどないことを憂いでいます。
専門店しかり、デパートしかり…。
社内研修はないよりあった方がもちろんいいのですが、指導者にあたる社長や店長が「その道プロ」ではあっても、「指導者としてのプロ」ではないために、社内だけで通用する商品知識とテクニックで終わりがちです。
単にモノを売るだけなら、大手オンラインサイトには勝てない時代となりました。実店舗として存続するために〝高品質なものに付加価値をつけて販売する〟といっても、では、実際にどういう知識とテクニックが必要でしょうか ?
シューフィッテングは、商品知識だけでは補えない各種の能力が必要なとても複雑で頭脳的な仕事です。
医学的知識、解剖学知識、運動学的知識、理論的思考、手感覚、説明能力、情報収集力、対人スキル…
靴に携わる仕事は、単なる販売員ではなく、アドバイザーであり、カウンセラーであり、そして、技能者なのです。
《教育にお金はかけられない!でも、戦力になる人材になってほしい!とお嘆きの経営者の方々へ》
社内で伝承されているだけの研修ではなく、プロとして通用するスキルを持つために、社外研修はとても有効です。
自分の学びがどの段階にあるかを客観的に体感でき、職場からでて一人で課題に向き合うことで解決策を導き出す手法が身につきます。
そして、JAGSSでは、社内研修では得られないそんな貴重な学びを体得でき、社員の成長と事業の発展につながることを、経営者として私自身も実感しています。
是非、JAGSSのプライマリー研修を員教育にお役立ていただきたいと願っています。そして、子どもの健康を願い、子供靴を安心して購入したい消費者に広く応えていきませんか ?
日独小児靴学研究会 常任講師
マスターシューアドバイザー 伊藤笑子
担当単元:[小児の成長と発達] [計測技術と分析] [運動学と歩行観察][小児靴の知識] [小児靴のシューフィッテング] [シューカウンセリングテクニック] [非医療現場での総合判断]
【JAGSS公式ページ】プライマリーを終えて / 1 期生の声 ・・・Page3
「子供靴に関わる全ての人に参加していただきたい研究会」
株式会社ブロック 代表取締役社長 村田由一