たわだ しのぶ
小児整形外科医・小児リハビリテーション医
医療法人TRCたわだリハビリクリニック理事長。医学博士。
“子供の足を守りたい” NPO法人WISH 副理事。
名古屋市出身。1988 年名古屋市立大学医学部卒業。
1988年名古屋市立大学病院整形外科をはじめとして、愛知県厚生連海南病院、名古屋市立緑市民病院、名古屋市総合リハビリテーションセンター、名古屋市児童福祉センター、名古屋市西部地域療育センター、水谷病院整形外科、南部地域療育センターそよかぜ、名古屋市西部地域療育センター等、数多くの公的機関の整形外科にて、障害児医療に携わる。
1993年身体障害者福祉法15条1項に規定する医師指定(診断障害名:肢体不自由)取得。2002年医学博士号取得。日本リハビリテーション医学会専門医、運動器リハビリテーション医、オーソティックスソサエティ・フットケアトレーナーAライセンスなどを取得し、障害児の治療、療育に力を注ぐ。
2009年公的機関での治療の枠を超えたいと、医療法人TRCたわだリハビリクリニックを開院し、理事長に就任。脳性麻痺、筋ジストロフィー、染色体異常など、さまざまな障害の子どもたちの治療とリハビリテーションを主軸とした「小児整形外科」「小児リハビリテーション科」「足と靴・インソール外来」を持ち、乳幼児・子ども運動発達相談や理学療法・音楽療法などを取り入れ、医師と理学療法士との共同作業で治療を進めている。
主要論文に「成人アテトーゼ型脳性麻痺の頚椎MRI所見と生活環境との検討:1995総合リハビリテーション」「小児外反扁平足に対する治療効果-ダウン症児と非ダウン症児の比較検討― :2006 小児整形外科学会雑誌」「小児のうちわ歩行および不安定歩行に対する足底挿板療法-Dynamic Shoe Insole Systemを使用してー 2009 小児整形外科学会雑誌」「ダウン症と運動発達 Clinical Rehabilitation Vol.20 N0.6 :2011.6」などがある。
小児の足部変形や歩行障害をリハビリテーションと靴・インソールからの両面で検討し、治療に取り入れている小児の足と歩行と靴を熟知した最前線の医師である。