緒言

緒言


日本にドイツの靴文化が入ってきて、約30年が経ちました。
子ども靴は約25年になります。
 
当時、子ども靴にお金と手間をかける価値を知っている人はひと握りでしたが、靴医学を学び《 靴の本来の役割と可能性 》を知った最先端の専門家たちは、医療・非医療を問わず、子ども時代からの足と靴の大切さを啓発してきました。
 
子どもたちが成長していく中で、ファーストシューズから始まり、個別の足の状態を考慮されない園や学校の指定靴、またスポーツの現場を通して多くの足のトラブルが発生しています
 
靴えらびの間違いや、あやまった履き方が原因で足の成長を妨げ変形をもたらしているとしたらそれはやはり《 大人たちの責任 》なのです。
 
─── 子どもの足は大切で、靴は重要である ───
 
そういうイメージはあっても
「実際どういう靴がいいのかわからない」
「足や歩き方などの心配について相談先がわからない」
といった保護者が数多くいる中で、専門者教育が追いついていない現実がいま、業界では緊急の課題としてあります
 
子どもの足に関わるすべての人たちが、正しい知識を持って、 それぞれの責務を果たすことが重要であると思いませんか?
 
整形外科医、シューアドバイザー、ドイツ整形外科靴マイスター

各現場の一線で知識と技術を積み上げてきた専門家が、足と靴の正しい見地を「小児靴学」と位置づけスタンダードを構築するという20年越しの構想を「日独小児靴学研修」という形で行います
 
子どもの足に関わるすべての人たちのために《 子どもの足と靴を知る 》を繋いでいきたいと思います。

皆さまのご賛同、ご支援とご参加を心よりお待ちしています。

JAGSS 日独小児靴学研究会

 

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