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日独小児靴学研究会 小児靴学基礎3のご紹介

11月に入り、朝夕寒くなり、紅葉真っ盛りです。
さて、あっと言う間に小児靴学「基礎3」が1週間後に迫ってきました。
各講師陣は、講義内容の準備、資料の確認に入っています。
小児靴学 基礎3は、常任講師の講義・実技だけではなく、ゲスト講師による講義が3コマもある豪華版です。
季節の変わり目、体調を整えてご参加ください。

◉ゲスト講師講義
11月22日
[小児の足と靴教育の啓発活動]の単元の講義として
 [特別講演/靴教育] 吉村眞由美先生
「子どものための靴教育・シューエデュケーション® 教育現場での現状と課題」

11月23日
[小児の足と靴教育の啓発活動]の単元の講義として
 [特別講演/小児科] 松田 隆先生
「小児科医が提唱する子どもの健やかな成長発達を促す取り組みー土踏まずの形成からみた足元からの健康づくりー

[小児の疾患と整形外科的知識][ドイツ靴医学の基礎知識]の単元の講義として
  [特別講演/小児整形] 多和田 忍先生
「運動障害を持つこどもたちの運動発達・姿勢・歩行の特徴」


◉常任講師講義
塩之谷香先生
の講義は、
[小児の疾患と整形外科的知識]の単元の「さまざまな足部の疾患」

マイスターベーレの講義は、
[計測と分析評価]の単元の「様々な問題による立位と歩行」「代表的な小児の歩行障害の分析と評価」
今までを振り返りながら、ドイツ形式・演習中心のスタイルになる予定です。

伊藤笑子先生の講義は、
[計測と分析評価]の単元の「小児の歩行の観察 I」
[小児靴のシューフィッテング]の単元の「靴の適合・木型、性能別選択と歩行チェック」「小児の足部変形に対する靴の選択と適合 I」
前回の「小児の歩行と運動」「靴の適合・小児の年代別、足部形状別選択」と「小児の足部形態による靴の選択と適合」を踏まえて、講義と演習を行います。

ゲスト講師のご紹介

%e5%90%89%e6%9d%91%e7%9c%9e%e7%94%b1%e7%be%8e日独小児靴学研究会 ゲスト講師
吉村 眞由美 よしむら まゆみ 靴教育学者

早稲田大学人間総合研究センター 招聘研究員
東京都出身。1993年大妻女子大学家政学研究科被服環境学専攻、博士号取得。

1994年金城学院大学短期大学専任講師、2006年金城学院大学生活環境学部教授を経て、2012年より現職。正しい靴行動の元となる「日本人のためのシューエデュケーション」を考案・提唱し、大学での講義、保育・学校現場での介入指導等を通じて、「シューエデュケーター」=靴行動教育者の育成を進めている靴教育の第一人者。日本靴医学会評議員および同学会小児の足と靴を考える委員会委員、日本人間工学会代議員および同学会子ども人間工学委員会委員などを歴任。主な著書に「知っておきたいヨーロッパ流 子どもの足と靴の知識」(ヴィーラント・キンツ著/吉村眞由美監訳 ななみ書房)主要論文に「子どものための靴教育・シューエデュケーション」などがある。
科学研究費助成事業(日本学術振興会)にて、2003~2004年度「子供靴選択時の意識と機能性に関する認識―日本とドイツの消費者および教育者の比較 −」、2006~2008年度「子どもの足サイズ計測の必要性―学校保健統計調査で靴によって起こるトラブルを防ぐ−」、2009~2011年度「子ども の足の健康を目指した「靴教育」の実践―靴によって起こるトラブルを防ぐ―」の3つの研究を遂行。日本初の靴教育理論を構築し、その成果をもとに2015年指導者のためのシューエデュケーション講座を開講。
2015年12月、国内8割の小学校で採用されている保健指導教材セット「小学保健ニュース(児童向け)」、「ほけん通信(保護者向け)」、 「解説書(養護教諭向け)」を監修・執筆し、靴行動教育を小学校で展開(少年写真新聞社)。保育・学校現場を介した靴教育の国内定着に向け、全国の自治体 や団体・教育者と連携し、「どう教え、どう変えるのか」をテーマに精力的に取り組みを進めている。
保育や教育現場で、なぜ、靴教育が必要なのか?どのようにシューエデュケーター(靴教育指導者)を育成していけばよいのか?また、靴教育を受けた子どもたちに現れる効果についてご講義いただきます。

matsuda-jpg日独小児靴学研究会 ゲスト講師
松田 隆 まつだ りゅう 小児科医
医療法人まつだ小児科医院 理事長。医学博士。
鳥取県中部医師会会長。鳥取県中部学校保健会会長。
倉吉市出身。1982年北里大学医学部医学科卒業。1987年鳥取大学大学院医学研究科卒業、医学博士号取得。

1987 年鳥取県立厚生病院小児科勤務。1992年まつだ小児科医院開業、同院長を経て、1994年医療法人まつだ小児科医院理事長に就任。2000年より、保育 園や多くの健診などで子どもたちの足を診るようになり、内反小趾や外反毋趾、扁平足などの足の異常がみられるとともに、前弯などの姿勢のゆが み、しゃがめないなどの体の硬さも目立つようになってきた。その原因のひとつに、靴の選び方や履き方の問題があげられ、幼児期からの靴教育の重要性ととも に、メディア接触の代わりに、自然の中でしっかりと遊べる環境づくり【Out media&’Play out (2out:ツーアウト)!足元からの健康づくり】の推進を手掛ける。
2012年日本ノルディックウォーク学会副会長に就任。同年、第1 回日本ノルディックウォーク学会学術大会(湯梨浜)大会長を務め、大韓ウォーキング連盟李・康玉理事長の「2本 の足が医者、自然が病院」という理念のもと、ウォーキングが人や社会にもたらす効用「5K」(健康・観光・教育・環境・交流:ウォーキングテイメント)に よって、ロコモーティブシンドロームや転倒を予防し、自分の足で棺桶まで歩いていける「足元からの健康づくり」を提唱し、普及啓発活動を行う。
2015 年第29回日本靴医学会学術集会において、パネルディスカッション2[小児の足と靴を考える]のパネラーとして登壇。「足元からの健康づくり~幼児期から の歩育と靴教育の実践~」を講演する。子どもの足の成長発達と靴教育の重要性を熟知し、多職種連携や行政との恊働の大切さを訴えながら「歩育」を実践する 第一線の小児科医である。
医療と行政と専門職連携を図りながら、歩育と靴教育をどう実践し、どのような効果が得られているか?また、小児医療の専門家として、足元からの健康づくりが子どもの成長発達になぜ必要なのか?等をご講義いただきます。

日独小児靴学研究会・講師プロフィール一覧日独小児靴学研究会 ゲスト講師
多和田 忍 
たわだ しのぶ 小児整形外科医・小児リハビリテーション医

医療法人TRCたわだリハビリクリニック 理事長。医学博士。
“子供の足を守りたい”NPO法人WISH 副理事。
名古屋市出身。1988 年名古屋市立大学医学部卒業。

1988 年 名古屋市立大学病院整形外科をはじめとして、愛知県厚生連海南病院、名古屋市立緑市民病院、名古屋市総合リハビリテーションセンター、名古屋市児童福祉セ ンター、名古屋市西部地域療育センター、水谷病院整形外科、南部地域療育センターそよかぜ、名古屋市西部地域療育センター等、数多くの公的機関の整形外科 にて、障害児医療に携わる。
1993年 身体障害者福祉法15条1項に規定する医師指定(診断障害名:肢体不自由)取得。2002年医学博士号取得。日本リハビリテーション医学会専門医、運動器 リハビリテーション医、オーソティックスソサエティ・フットケアトレーナーAライセンスなどを取得し、障害児の治療、療育に力を注ぐ。
2009 年 公的機関での治療の枠を超えたいと、医療法人TRCたわだリハビリクリニックを開院し、理事長に就任。脳性麻痺、筋ジストロフィー、染色体異常など、さま ざまな障害の子どもたちの治療とリハビリテーションを主軸とした「小児整形外科」「小児リハビリテーション科」「足と靴・インソール外来」を持ち、乳幼 児・子ども運動発達相談や理学療法・音楽療法などを取り入れ、医師と理学療法士との共同作業で治療を進めている。
主要論文に「成人アテ トーゼ型脳性麻痺の頚椎MRI所見と生活環境との検討:1995総合リハビリテーション」「小児外反扁平足に対する治療効果-ダウン症児と非ダウン症児の 比較検討― :2006 小児整形外科学会雑誌」「小児のうちわ歩行および不安定歩行に対する足底挿板療法-Dynamic Shoe Insole Systemを使用してー 2009 小児整形外科学会雑誌」「ダウン症と運動発達 Clinical Rehabilitation Vol.20 N0.6 :2011.6」などがある。
小児の足部変形や歩行障害をリハビリテーションと靴・インソールからの両面で検討し、治療に取り入れている小児の足と歩行と靴を熟知した最前線の医師である。

2010.08.03.中日新聞子どもの足と運動の様々な障害に対し、外科的な治療だけでなく、靴とインソール、そしてリハビリテーションで、どう発達させていくか?を検討し、実践されている専門家として、発達障害・ダウン症・各種運動障害を持つこどもたちの、運動発達・姿勢・歩行の特徴をご講義いただきます。

 

 

日独小児靴学研究会
日独小児靴学研究会
の《小児靴学・プライマリー全日程コース》は、専門者としての先人たちの30年の投資と継続と実績を元にした「一年で基礎を体系的に学べるプログラム」にて、しっかりと体系立てて修得していただけるよう組み立てています。
足部解剖学の基礎的な知識だけでなく、実際に子どもたちにも参加してもらう実技演習があります。
大人の足の評価や対処とは違う、小児の足に特化したプログラムです。

子どもの足と靴に関するセミナーは、単発的なのものや医療監修されていない一般向けの入門編的なものは散見されますが、専門者向けの科学的検証に基づいたコース立ての研修は、日本にはありません。

子どもの足にかかわるすべての人たちに小児靴学を学んでいただき、ご参加の皆さんと共に「子どもの足と靴のガイドライン」を構築し、発信して行きたいと思います。

プライマリー全日程修了者には、修了認定書をお渡しします。
また正会員の資格を取得の上、【アドバンス】とブラッシュアップ研修に参加可能となります。

2017度のプライマリー全日程コースの募集中!

日独小児靴学研究会・小児靴学プライマリー研修
プライマリーお申込みページ

小児の足に関わる人のためのプライマリー・全日程コース】 全67時間

【2017年度 日程・会場】
基礎1…2017年 4月23日(日)・ 24日(月)
京都・ハートピア京都(京都府立総合社会福祉会館)

基礎2…2017年 7月17日(月/祝)・18日(火)
京都・ハートピア京都(京都府立総合社会福祉会館)

フォローアップ…2017年 9月17日(日)
調整中

基礎3…2017年 11月2日(木) ・3日(金)
京都・ハートピア京都(京都府立総合社会福祉会館)

基礎4…2018年 2月9日(金) ・10日(土)
調整中

【定員】
25名

【会員について】
プライマリーにお申し込みの方は、
日独小児靴学研究会の準会員となります。
詳しくは要項をご覧ください。

→ 日独小児靴学研究会 会員要綱(別タブで開きます)

【受講料等】
入会金 20,000円
年会費(準会員) 10,000円
受講料 388,800円(税込/前納)

【特典】
全日程修了者には、修了認定書を発行。
プライマリー修了者は正会員の資格と、
【アドバンス】および定期研修に参加可能。

【常任講師】
shionoya2塩之谷 香(整形外科医)
整形外科医からの見地として、外来での診察基準、小児の下肢についての様々な症例、外科的処置と保存療法の検討、専門職連携システム、医療と非医療の棲み分けについて、etc…
子どもさんにご協力いただき、診断のデモもしていただきます。

 

 

itoh伊藤 笑子マスターシューアドバイザー)
シューアドバイザーの見地から、子どもの足をファーストシューズという入口の段階から、非医療としてかかわり、足と歩行と靴の適合をどのように考えるか?市販の靴の評価、適合判断の仕方。
成長発達の中で発生するトラブルに対して、医療にバトンタッチできるスクリーニングスキルをどう身につけるか?保護者に対して、実際にどういう説明が必要かつ有効かのカウンセリング方法など、座学だけでなく、子どもさんにご協力いただき、実技指導もしていただきます。

lutzベーレ ルッツ(整形外科靴マイスター)
マイスターからの見地として、足部解剖学や機能学、フットプリント、スタティックとダイナミックの観察と評価など、医療と非医療をつなぐ整形靴技術の元となる知識を系統立て、座学だけでなく、子どもさんにご協力いただき、実技指導もしていただきます。

 

 

 

【プレゼンテーター】
misao◉ベーレ 操(日独通訳者)
渡独後、ドイツ医療制度の恩恵を直に体験した見地から、
『ドイツ小児靴教育文化Ⅱ』として、足靴を囲む職業連携とその歴史と最新独事情や小児足靴教育事情など、ランチョンセミナーとしてお話いだきます。

 

【ゲスト講師】
2017年度も小児の足と靴にかかわる一流の講師を招聘いたします。
乞うご期待。

 


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