現在、プライマリーコース全日程コースに22名様、お申し込みいただいています。その他に2名参加ご希望をお伺いしている方があり、残り1席となりました。
子どもの健康や成長と言う生体にかかわることをアプローチするためには、根拠が必要な時代になりました。
かつて、足や靴の仕事を始めるにあたり、ドイツ靴医学を学んだ人々は、経営者の立場であるケースが多く、その会社の従業員教育は、会社や店舗での伝承スタイルとなっていることと、取り扱い商品によって知識にバラツキや偏りが出る場合も見受けられます。
今は、エビデンスをもった販売方法やスタンダードな説明で「個々の技」から「店舗、会社、専門者の技術」にしていく時代を迎えており、足と靴について、経験と勘だけではなく、科学的見地で解釈し、説明することで、消費者、相談者に技術や商品を安心とともに提供できると思います。
研究会では、講師と受講生という関係だけではなく、小児靴学を体系的に学び直すことで、もう一度、各々の知識の棚卸しをしていただき、共に精査し、活用していただけるよう構築していきたいと思っています。
皆さまの職員、従業員の教育にも、この日独小児靴学研究会をお役立ていただければ、と願っております。
ご参加を心よりお待ちしております。
【小児靴学プライマリー全日程コース】
■ 日独小児靴学研究会ホームページ
■ プライマリー概要
■ プライマリー詳細プログラム( PDFファイルが開きます)
■ プライマリーお申し込みフォーム
【常任講師】
◉塩之谷 香(整形外科医)
整形外科医からの見地として、外来での診察基準、小児の下肢についての様々な症例、外科的処置と保存療法の検討、専門職連携システム、医療と非医療の棲み分けについて、etc…
子どもさんにご協力いただき、診断のデモもしていただきます。
◉ベーレ ルッツ(整形外科靴マイスター)
マイスターからの見地として、足部解剖学や機能学、フットプリント、スタティックとダイナミックの観察と評価など、医療と非医療をつなぐ整形靴技術の元となる知識を系統立て、座学だけでなく、子どもさんにご協力いただき、実技指導もしていただきます。
◉伊藤 笑子(マスターシューアドバイザー)
シューアドバイザーの見地から、子どもの足をファーストシューズという入口の段階から、非医療としてかかわり、足と歩行と靴の適合をどのように考えるか?市販の靴の評価、適合判断の仕方。
成長発達の中で発生するトラブルに対して、医療にバトンタッチできるスクリーニングスキルをどう身につけるか?保護者に対して、実際にどういう説明が必要かつ有効かのカウンセリング方法など、座学だけでなく、子どもさんにご協力いただき、実技指導もしていただきます。
【ゲスト講師】
◉松田 隆(小児科医)
足育活動を実践されている小児科医からの見地から、
『小児科医が提唱する子どもの心身を丈夫に育てるためにー土踏まずの形成からみた足元からの健康づくりー』
◉その他の先生方も交渉中です。
【プレゼンテーター】
◉ベーレ 操(日独通訳者)
渡独後、ドイツ医療制度の恩恵を直に体験した見地から、
『ドイツ小児靴教育文化Ⅱ』として、足靴を囲む職業連携とその歴史と最新独事情や小児足靴教育事情など、ランチョンセミナーとしてお話いだきます。
【トピックス】
研修期間中の11月末〜12月初旬には、ドイツ研修も企画しています。通常では見学できない障害児幼稚園施設、OSM子ども靴専門店の見学とセミナー、こ の時期のドイツ必見のデュッセルドルフとブレーメンのクリスマスマルクト観光も入った豪華研修です。プライマリー受講者には割引特典も検討中。乞うご期 待!
2016年度の定員25名枠にすでに24名のお申込をいただいてます。
詳細は、日独小児靴学研究会のホームページの「会員要項」をクリックされるとPDFファイルが開きますので、ご覧ください。
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