足育げんき会
フットケアサロン べるせフット
澤田妙子
三年前、息子が小学校入学時、周りの子供と息子の走り方を比べた時「あれ、みんなと走り方がちがうな」と不安に思いました。
当時、フットケアーサロンとして起業したばかりでしたが、子供の足の変形やタコ・魚の目の相談が多く、今の子供たちの足に疑問を持っていた時、日独小児靴学研究会の誘いを受けました。
前々から、息子の歩行や靴を見て頂きたいと思っていた伊藤先生から学べると早速入会しました。
託児も在る為、息子達を連れての参加です。入会してからは、講義は早く、ついて行くのにやっとなのに、聞いているだけではダメと言わんばかりの講義内容に研修生の意見交換。
先生方の専門的講義に途中、「私は、医療関係や毎日子供の靴と関わる訳でもないので、ここまで学ばなくても良いのでは・・・」と思った事もありましたが、受講生の仲間からの言葉や先生方の研究会に対する思いを聞き、専門職ではない私にしか出来ないことがある! と気づいたり、靴屋・育児支援者・スポーツ店・病院で相談しても解決できなかった息子の歩き方や、息子に合う靴が、伊藤先生の30年のエビデンス・塩之谷先生の講義・マイスターベーレさんの技術・各専門分野の先生方からの講義で明確になったことが、とてもうれしく本当に参加して良かったと思っています。
このJAGSSは子供の足・靴はもちろん、自分自身が成長できる場でした。
また、今後子供靴の大切さを伝える立場として、伊藤先生が常に言われていた「自分でも検証」をモットーに、日々学び正しい情報を正確に伝え、専門職と小児の足と靴に不安を持っている保護者の架け橋役になれたらと思っています。