日独小児靴学研究会・2017年度プライマリー研修の募集に際しまして、お問合せ・ご検討いただきました皆さま、ありがとうございます。
24名が《第二期生》として確定し、今年度の申し込みは、本日で締め切りとなります。
「医療者のための、日独小児靴学・単日聴講コース」は、受付継続中です。
日程:2017年度 開催地:京都
基礎1前半: 4月23日(日)ハートピア京都
基礎2後半: 7月17日(月/祝)ハートピア京都
基礎3後半:11月 3日(金/祝)ハートピア京都
※欠席の分の振替はありません。
◉受講料等:
入会金 20,000円
年会費(準会員) 10,000円
受講料 48,600円×参加日(税込/前納)
■会員要項( PDFファイルが開きます)
■プライマリー・プログラム( PDFファイルが開きます)
《小児靴学・プライマリー全日程コース》は、足部解剖学の基礎的な知識だけでなく、実際に子どもたちにも参加してもらう実技演習があります。
大人の足の評価や対処とは違う、小児の足に特化したプログラムです。
子どもの足と靴に関するセミナーは、単発的なのものや医療監修されていない一般向けの入門編的なものは散見されますが、専門者向けの科学的検証に基づいたコース立ての研修は、日本にはありません。
日独小児靴学研究会の《小児靴学・プライマリー全日程コース》は、専門者としての先人たちの30年の投資と継続と実績を元にした「一年で基礎を体系的に学べるプログラム」にて、しっかりと体系立てて修得していただけるよう組み立てています。
足や靴にかかわるすべての人たちに小児靴学を学んでいただき、ご参加の皆さんと共に「子どもの足と靴のガイドライン」を発信して行きたいと思います。
プライマリーの全過程修了し、研究発表にて修了を認められた受講者には、認定書を授与いたします。また、正会員登録された方は、【アドバンス】とブラッシュアップ研修に参加可能となります。
《日独小児靴学講師陣のご紹介》
【常任講師】
塩之谷 香(整形外科医)
整形外科医からの見地として、外来での診察基準、小児の下肢についての様々な症例、外科的処置と保存療法の検討、小児の皮膚と爪、靴による足のトラブル、靴医学とエビデンス、専門職連携システム、医療と非医療の棲み分けについて、etc…
子どもさんにご協力いただき、診断のデモもしていただきます。
伊藤 笑子(マスターシューアドバイザー)
シューアドバイザーおよび、小児靴研究者の見地から、子どもの足をファーストシューズという入口の段階から、非医療としてかかわり、足と歩行と靴の適合をどのように考えるか?市販の靴の評価、適合判断の仕方。
成長発達の中で発生するトラブルに対して、医療にバトンタッチできるスクリーニングスキルをどう身につけるか?保護者に対して、実際にどういう説明が必要かつ有効かのカウンセリング方法など、座学だけでなく、子どもさんにご協力いただき、実技指導もしていただきます。
ベーレ ルッツ(整形外科靴マイスター)
ドイツ国家資格、整形靴マイスターからの見地として、足部解剖学や機能学、フットプリント、スタティックとダイナミックの観察と評価など、医療と非医療をつなぐ整形靴技術の元となる知識を系統立て、座学だけでなく、子どもさんにご協力いただき、実技指導もしていただきます。
【ゲスト講師】
松田 隆(小児科医)
地域における専門職連携と歩育を実践し、小児科医として子どもたちの足を観てきた経験から、
『小児科医が提唱する子どもの健やかな成長発達を促す取り組みー土踏まずの形成からみた足元からの健康づくりーII』
多和田 忍(小児整形外科医)
障害児診療と小児リハビリを積極的に行う小児整形外科医の見地から、
「発達障害・ダウン症・各種運動障害を持つこどもたちの、運動発達・姿勢・歩行の特徴II」
大谷 知子(靴ジャーナリスト)
業界の問題点や消費者動向、子ども靴の変遷を知る靴ジャーナリストの視点から、
「私が子供靴の本を書いた訳II」
ベーレ 操(日独通訳者)
渡独後、ドイツ医療制度の恩恵を直に体験し、整形靴マイスターとともに日独における様々な現場で医療通訳をしてきた見地から、
「ドイツ小児靴教育文化IIIードイツ靴文化と靴教育 日独比較の視点からー」