しおのや かおり
整形外科医
塩之谷整形外科 院長。医学博士。
豊橋市出身。1985年、金沢医科大学卒業、名古屋大学整形外科に入局。
江南昭和病院、名城病院、名古屋大学分院、名古屋大学病院などに勤務。1994年渡独中、進歩的なドイツ靴医学に感銘を受け、帰国後、歩行障害のある6歳の男の子にドイツ整形靴を処方したところ、笑顔で手を振って歩き出したことに大きな感銘を受け、1996年足と靴について専門的に診療する予約制の「靴外来」を開設。
診断後、必要な患者に対して専門の靴店や義肢装具士と検討し、最適な靴選びやインソールの加工を行い、保存的治療に成果を上げている。また、手術的治療にも積極的に取り組んでいる。
1998年、医学博士号取得。日本靴医学会、日本フットケア学会、評議員。著書に「足のトラブルは靴で治そう」(中央法規出版)「足のトラブル解消術」(NHK出版)、主なテレビ出演にNHK「あさイチ」「ためしてガッテン」「ゆうどきネットワーク」「名作ホスピタル」などがある。
2015年、第29回日本靴医学会学術集会大会長を務め「みんな集まれ!靴医学」をキャッチフレーズに多くの動員数を記録した。小児の足と靴についても造詣が深く、日本における靴医学の草分け的存在。
2016年、伊藤笑子の声がけにより、日独小児靴学研究会を樹立。共同代表および常任講師に就任。
2018年、塩之谷整形外科の院長に就任。
2020年、日本フットケア・足病医学会 学術委員会「子供の足・靴改革ワーキンググループ」リーダーを受任。