いとう えみこ
マスターシューアドバイザー
小児靴カウンセラー養成指導者
フース・ウェネルス フラウプラッツ 代表。合同会社フェルゼ CEO。保健学修士。
京都市出身。2015年新潟医療福祉大学大学院修士課程修了。
1992年よりドイツ・東京にてドイツ整形外科靴マイスターに師事し、靴医学を修得。日本の子ども靴の認識の低さ、品質を問題視し、1993年ヨーロッパから子ども靴を輸入、カウンセリング販売を始める。
1996年、インターネット上に「子どもの足と靴の相談室」を開設し「子どもの足の発達と靴選び」についての国内初の専門ページを開設。子ども靴に特化した専門店フラウの経営と子どもの足の形態調査を行い、研究および学術発表を続けている。
新潟医療福祉大学大学院靴人間科学研究室に在籍し、2015年、保健学修士号を取得。監修書籍に「3歳までの子育ての教科書」(アスコム)の単元「子どもの健やかな成長は、靴選びから始まります!」。原著論文に「幼稚園児におけるアーチ形成過程の時系列的検討」、主なテレビ出演に毎日テレビ放送の「ちちんぷいぷい」、関西テレビの「痛快!エブリディ」などがある。
2万5000人以上の子どもの足に対するシューフィッテング実績を持つシューアドバイザーとして、子ども靴業界のパイオニアであり、整形靴技術者養成校、靴販売現場、足育団体等での実技指導と幼稚園や一般向け講演活動を行っている。
2016年、子どもの足と靴の正しい見地を《小児靴学》と位置づけ、専門者の育成と子どもの足と靴の知識の標準化を目指す、日独小児靴学研究会を樹立し、塩之谷整形外科病院副院長の塩之谷香医師とともに共同代表および常任講師に就任。
2018年、日独小児靴学研究会が認定するカウンセラーを養成し、日本初の「小児靴カウンセラー」の輩出を果たしている。
2020年、日本フットケア・足病医学会 学術委員会「子供の足・靴改革ワーキンググループ」サブリーダーを受任。小児靴の手引書・指針の作成に尽力し、中心的役割を担っている。